全身脱毛ができるのは・・・

反対声明は苦肉の策でした。


与党の提案を阻止できれば、野党としては得点になります。


形成外科の反対声明に野党全部が乗った形になり、"美容整形"の標榜科はいったんは流れました。


ところがこの改正法案が廃案になりそうになると、形成外科学会の開業医グループは、学会に反対声明の撤回を迫りました。


"美容整形"は阻止したい。


しかし、いずれ"美容外科"の名で標榜科にはしたい。


・・・それによって主導権を奪い返せる、というわけです。


このような些細な法案は、与野党の取引の間でどっちにも転がるものです。


次の臨時国会で、学会が学術集会で多忙な時をねらい、法案は通過してしまいました。


しかし、なぜか標榜科名は"美容整形"ではなく"美容外科"でした。


じつは法案成立の直前、銀座で開業していた形成外科学会の黒幕的存在の某会員のところに、親しくしている自民党の政調会長から密かに電話が入ったといいます。


まあこのようないきさつがあって、現在の全身脱毛 などを行う美容外科は存在するのです。


"美容外科"という存在

1978年の正月、厚生省を訪ねたわたしは、大臣官房の友人から意外なことを聞かされます。


会長の意向で"美容整形"を標榜科にすることになり、4月の国会に提出するというのです。


医務局長は大反対ですが、会長に押しきられたといいます。


その時は、もちろん"美容整形"は医学会の分科会でさえなかったのです。


・・・いま思えば、形成外科学会に属さぬ"美容整形"の開業医グループとの強いつながりのあった会長の、当初からのもくろみだったに違いありません。


これを聞いて収まらないのは形成外科学会所属の開業医の先生方です。


その強い要請で、形成外科学会は「"美容整形"の標榜は時期尚早」という反対声明を出しました。


形成外科にとって"美容"と"再建"は車の両輪と言っていました。


その手前、全身脱毛 などを行う美容外科はまだ表に出したくないですが、その存在を否定はできません。


・・・しかしここで"美容整形"という名で独立させたら、他のグループに主導権をとられてしまいます。


全身脱毛と美容整形

絶えず問題にされたのは"美容外科"との関わりでした。


美容外科を抱えているなら医学会は相手にしないという態度です。


そして全会員は美容の手術を自粛するよう、医師会会長から厳しい指導がありました。


ちょうどその期間に、日本で国際美容外科学会(ISAPS)の集まりを開きたいという要望があり、それを受けた先生が、形成外科学会の反対を押し切る形で開催されたのを思い出します。


そして翌1975年、法律改正により、形成外科は神経内科とともに晴れて標榜科になりました。


ただしその際には行政指導があり、当時の日本医師会会長の強い意向として、


「"美容整形"のようないかがわしい行為は診療行為に含めない」


・・・という一札を、形成外科学会理事長名で提出させられました。


こう長々と形成外科標榜までのいきさつを述べたのは、その3年後、まことに奇怪なことが起こったからです。


形成外科が標榜科となった後も、依然として美容外科医は医師にあらずという無言の圧力は続いていました。


その一方では、形成外科学会に属さぬ開業医の先生方が、なんの規制も受けずに"美容整形"に精を出していたのです。


全身脱毛 ではなく、"美容整形"です。

美容外科医の運動

一般標榜といっても決して簡単なものではありません。


まず、日本医学会の分科会に入ることが必要と言われました。


医学会というのは日本医師会の下部組織で、これに入れば臨床の学問分野として一人前と認められたことになります。


そのためには4年に一回の評議員会で、全評議員の7割の賛同を得る必要があります。


各学会から1名の評議員がでますが、当時100の学会が加盟していたので、70人の評議員の票を得なければなりません。


・・・これが至難の業です。


新規の学会が増えても、既存の学会が不利益を被るわけでもないのに、何か権威が薄まるという感覚なのか、なかなか新規の参入を認めようとしないのです。


全身脱毛 などを行う美容外科医たちは猛運動を始めました。


選挙は勝つか負けるかしかない。


勝つためには足で稼げ・・・。

二重まぶたの仕組み

「切れ長」とか「涼しい目元」という形容は、やはり一重まぶたをイメージしているのではないでしょうか。


しかしそれでも、いまは二重が好まれます。


全身脱毛 をする人と同じくらい、いえそれ以上に二重にする手術を受ける人は多いのです。


それには次のようなことが理由としてあげられます。


まず、目が大きく見えること。


そして、彫りの深い顔になります。


とりもなおさず、白人の顔に近くなります。


ここにも、わたしたちの白人コンプレックスが顔を出しているようです。


まぶたはなぜ一重や二重の違いができるのでしょうか。


まぶたには瞼板と呼ばれる支持組織があり、これにまぶたを引き上げる筋肉が付着しています。


この筋肉が表面の皮膚にまで伸びていると、目を開けたときに皮膚にヒダができて二重になります。


しかし筋肉が瞼板でとどまると、ヒダができず一重まぶたになります。


美の基準

昔、『サヨナラ』という戦争花嫁を題材にした映画がありました。


アメリカ兵と恋に落ちた日本女性が、紆余曲折の末めでたく結婚にこぎ着けるという話だったような気がします。


その女の子が二重まぶたの手術をして、旦那にこっぴどく怒られる場面がありました。


本人としては、一重まぶたの細い目のせいでアメリカ人妻の間で引け目を感じ、むしろ旦那のためを思ってやったつもりなのに・・・


「何だ、折角のかわいい目を台なしにして」と旦那はショックを隠せません。


女優の名はいまはもう思い出せません。


もちろん話を面白くするためですが、手術直後の彼女の目は、二重のヒダがギュッと食い込み、どんぐり眼で滑稽だったのを覚えています。


一重まぶたより二重まぶたがいいというのはいつ頃、どうしてそうなったのでしょう。


全身脱毛 をしたいという気持ちはよくわかるのですが、何でもかんでも二重の方がいいという現代の風潮は少しいただけません。


江戸時代の浮世絵では、美人は、目は一重がよいとされていました。


体形も、乳房の高まりはさらしで押さえ、腰もほっそりとした柳腰。


今時のグラマーは、「鳩胸、出っ尻」と軽蔑されたものです。

胎児の抽出物

化粧品に使われている有機体組織の抽出物は、フィラトフの方法によってもよく、冷凍乾燥法によって処理してもよく、溶剤(グリセリン、グリコールなど)によって抽出してつくることもできます。


使用されている主な抽出物はつぎのとおりです。


まずは胎児の抽出物。


これはカレルの実験以来知られ、その特性は、トレファンの存在に原因しています。


今までのデリケートであった製造法は、冷凍乾燥法の技術により改良されました。


その方法の原理はつぎのとおりです。


・・・つまり、処理する臓器を低温で凍らせ、こうして得られた塊を真空の中に置きます。


すると水分は、氷の状態から直接気体となって蒸発します。


つまり昇華です。


冷凍乾燥法は、きわめて多孔質の器官から粉末を得ることができ、溶剤にすぐ溶けますから最上の保存法です。


原料としては鶏の胎児・・・または、とくに近年は、妊娠した牝牛から取った牛科の胎児を用います。


全身脱毛 をするくらい美意識の高い女性なら、この存在は知っていますよね。


エステのマッサージなどでも用いられる成分です。

有機組織の抽出物

アドレナリンは、副腎腺の髄質帯の活動源であって、合成でもつくることができます。


これは血管収縮作用を行ないますし、顔の赤斑や脈管のアザなどを目立たぬようにするのにも使われます。


全身脱毛 などを行う美容皮膚科でも、これを使った治療法がありますよね。


フォリキュリンは、妊娠した牝馬の尿を抽出して得られ、コレステロールから合成によっても得られます。


化粧品では、ふつう、安息香酸塩の形で使われます。


テストステロン、男性ホルモンは、種々の哺乳動物の睾丸から抽出されます。


またコレステロールからの合成もできます。


テストステロンは、同様に利用されているアンドロステロンよりずっとすぐれた生理学的作用をもっています。


化粧品製造に、器官の抽出物を使い出してから50年以上になります。


しかし、クリーム、乳液などに使うことを普及化したのは、ロシア人の生物学者、フィラトフの研究の結果です。


彼によれば、動物や植物の生体細胞は、その機能が低下するような状態になると細胞の新陳代謝を増し、生理学的機能を促進するビオスティミュリンという物質を分泌するそうです。


その活動様式は、なお論議の対象となっています。

ホルモンの効果

リノレン酸、アラキジン酸のような、他の不飽和脂肪酸もまたリノール酸の性質と似たビタミン様の性質をもっています。


ラードはとくにリノール酸に富んでいます。


ビタミンFの欠乏症は、皮謄に重大な症状が現われます。


つまり、皮膚の乾燥、毛髪の抜けること、表皮の剥脱などが起こるのです。


ビタミンFは、クリーム、シャンプー、乳液などの製造に使われます。


次にホルモン。


フランスでは、ホルモンの使用は、薬品にかぎられています。


大部分のホルモンは有毒物質のC表、あるいは、A表に属しています。


しかし、化粧品製造業者は、しばしば、ホルモンを含む原料を使っています。


すなわち、臓器抽出物です。


もちろん、これを「ホルモン入りクリーム」という名称で呼ぶことは禁止されています。


外国のある国では法律がもっと自由ですから、化粧品製造者に一定条件のもとに、ホルモンを利用することが許されています。


女性ホルモンは全身脱毛 をしている女性なら誰しもが気になることでしょう。


体毛の量はこの女性ホルモンで決まるのですから。


ちなみにわたしは男性ホルモンの方が多いので、体毛がかなり濃いめです。


ビタミンの種類

ビタミンE、D.L.α・トコフェロールは、その名称の示すように生殖に関するビタミンです。


その複雑な式はトリメチル・クロマン核、ビタミンAと似たポリインプレン鎖を含んでいます。


このビタミンの最も重要な原料は、植物性食物、穀物の胚種です。


化粧品には、ふつう、穀物の胚種の油の形で用いられています。


ビタミンEは、脈管の充血を軽減する作用をもっていて、膿疹の皮膚を手当するクリームに用いられます。


α・トコフェロールは、抗酸化性をもっているために多く使われ、とくに、乳液、クリームなどの化粧品に使われる油の酸敗を防ぐものです。


数年来、フェイルのヒドロキシルをアセチル化によって安定化させたDL・α・トコフェールのアセテート基剤が使われています。


この製品は、たやすくアルコールに溶け、酸素の作用をうけないのです。


このことは全身脱毛 を行う美容皮膚科などでもよく言われていることです。


ビタミン以外に、ビタミン的性質を有する多くの物質が検討されていますが、その中に、リノール酸、ビタミンFがあります。


これは化粧品にきわめて多く使われています。


名前を知っている人は多いかと思います。